金融庁、暗号資産・イノベーション課を新設へ
金融庁は2026年度予算で組織再編を発表し、「資産運用・保険監督局(仮称)」設置とともに「暗号資産・イノベーション課」「資金決済モニタリング課」を新設する方針を示した。既存の参事官室やモニタリング室を統合し、暗号資産取引の常時監視、販売説明義務や適合性規制、システムリスク対応を強化する。増員は純増15人。銀行・証券監督局(仮称)や政策統括官ポストも設け、組織全体の司令塔機能を高める。暗号資産分離課税の検討要望と合わせ、株式並みの投資家保護体制を目指す。





