6月14日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、2.9%下落した陰線を記録し、終値は353.1万円でした。昨日は今週の安値を更新する動きがありました。一昨日は上昇し買い戻される動きも見られましたが、弱気なチャートを反映し、価格は一時350万円まで下落しました。
- オシレーター・インジケーターは再度下落しています。CCIは-146まで下落。Fisherではデスクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDは、マイナス圏で遅行線を下回り推移しています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は足元で上昇し、相場のトレンドが弱気方向に出ていることを示しています。
- ビットコインは現在、5月12日以来の安値で取引されています。対ドルでは2万5000ドルを割り込むなど弱気の値動きとなっています。ジリジリ下げる展開となり、なかなか反転のタイミングを掴めない様子です。大きく下落した後には反発も期待できますが、現在は徐々に安値を切り下げる相場となっています。足元での安値を割り込んだことで、もう一段の下落に警戒が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（367.0万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（371.9万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（370.8万円）と先行スパン2（379.3万円）を下回り、弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-146）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.3）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（-2.3）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（-47442）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-27510）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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