4月19日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆していますが、オシレーターはプラス圏で推移しており、こちらは強気を示唆しています。
- 日足は、4.1%下落した陰線を記録し、終値は389.6万円でした。昨日は強めに売られ、400万円台を維持することができませんでした。約1ヶ月ぶりに14EMAを下回る動きとなり、弱いプライスアクションとなりました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは36で推移。Fisherはプラス圏で下落しています。MACDでは昨日、デスクロスが発生しました。オシレーターはモメンタムの低下を示唆しています。
- ボラティリティ指数のADX（38）は下落し、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコインは先週大きく上昇した反動から足元で売りが強い相場となっています。久々に移動平均線を割り込んだことで、テクニカルは弱気に傾きました。短期では相場の流れが悪い一方、長期ではまだ強気のチャートを形成しています。短期的な売りがどこまで続くか見極める必要があります。385万円近辺はこれまでレジスタンスとなってきた価格帯で、今度はサポートされるか注目です。
価格は短期移動平均線の14EMA（393.3万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（360.5万円）は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（390.0万円）と先行スパン2（339.0万円）を上回り、強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（36）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.0）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（1.9）を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（126066）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（135927）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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