2月3日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは1.5%上昇した陽線を記録しました。一昨日の大きな下落の反動から小幅に上昇し、終値は428.9万円でした。
オシレーターのCCIは-48で推移。Fisherはプラス域で下落中です。MACDはマイナス域で上昇中です。
ADX（45）は下落しており弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
昨日のビットコインは小幅に上昇し底堅く推移しました。価格は移動平均線を回復することはできませんでした。弱いプライスアクションが維持されました。
テクニカル・インジケーターは上昇しているものと、下落しているものがあり、強い方向感を示せていません。
ビットコインは移動平均線の下位で推移し、下落に注意が必要な相場状況です。今のところ週足では2%ほど下落しています。ADXの下落が示すように、ボラティリティは減少しており、相場にはあまり動きがない状態です。短期では動きが小さい相場が続いており、次の動きが出るまで様子見となりそうです。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から1.5%上昇した438.7万円でした。価格は14EMA（438.7万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（493.9万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（436.1万円）が先行スパン2（487.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-48）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher（0.6）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（1.0）を下回り、買いシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-193124）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-1228647）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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