10月4日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆していますが、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれを否定しています。ビットコインは週末の土日で小幅に上昇し、昨日の終値は僅かに14EMAを上回りました。週足では1.1%の下落とほぼ値動きがない相場であったことがわかります。ADX（15）は引き続き下落中でトレンドが弱い状態であることを示唆しています。ビットコインは数週間ほどレンジで推移しており三角持ち合いが形成されています。間近のレンジは（115〜108万円）になっており、このレンジを抜ける方向にトレンドが出やすくなると予想されます。値幅はかなり狭まっており保ち合いを抜けるのは今週か来週になると考えられます。今週はレンジブレイクから強い方向感が示されることを期待したいところです。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から1.2%上昇した112.6万円でした。価格は14EMA（112.6万円）を上回り強気示唆です。53EMA（113.8万円）は下落中で長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（112.0万円）が先行スパン2（118.3万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-33）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.1）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.2）を下回り売りシグナルが点灯しています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-6366）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。一方、Signal（-7775）を上回り強い売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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