昨日の下落で今週の上昇幅をかき消す、400万円台を維持できず

9月21日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターは足元で下落しモメンタムの低下を示唆しています。
- 昨日のビットコインは2.3%下落し、終値は393.1万円でした。この下落により今週の上昇幅をかき消す動きとなりました。日足は短期移動平均近辺まで下落しました。
- 上昇していたオシレーターは下落し始めています。CCIはプラスの上限近辺から82まで下落。Fisherでは昨日デスクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDはプラスを維持していますが、上昇幅が縮小しています。
- ボラティリティ指数のADX(15)は下落し、トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは週始めに底堅い動きとなりましたが、昨日の下落で相場のムードが悪化しました。移動平均線の上位は維持しているものの、オシレーターは下落しモメンタムの低下を示しています。3週間前の高値400万円を大きく超えていくことはできませんでした。今後、短期移動平均線が推移する392万円を下回るようなら、再度弱気トレンドの発生の可能性が高まります。週後半は下落に注意が必要な展開となっています。

価格は14EMA(392.0万円)を上回り強気示唆です。53EMA(395.1万円)は上昇しており長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(390.5万円)が先行スパン2(399.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル:価格が14EMAのプラスで推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(82)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(2.6)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(3.0)を下回り、買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(15117)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(-8884)を上回り、買いシグナルが出ています。