11月20日
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターはプラスで推移し、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは0.7%下落し、終値は557.0万円でした。今週の始めの取引となった昨日は、日曜日に上昇した反動で小幅に売られる展開となりました。高値を目指す動きになるかと思われた週明けは、上値の重い動きでした。
- オシレーターは軟調な動きとなっています。CCIは中立水準の55で推移。Fisherは週末に価格が上昇した影響からゴールデンクロスが発生。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX（54）は足元で上昇しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週始めのビットコインは小幅な下落となりました。日足は移動平均線を上回っているものの、上値もかなり重くなってきています。ADXが示すようにボラティリティは減少傾向にあり、先月から続いていた上昇トレンドには一服感が出ています。短期的にはまだ高値を更新する動きも期待されますが、その可能性は低下傾向にあります。高値の更新には強い押し目が必要となるでしょう。今後の相場は揉み合いながらボラティリティが減少する展開が予想されます。まだ相場は崩れていないものの、利益が出ているロングポジションは利確売りを考慮する時期に入っています。
- 価格は14EMA（548.4万円）を上回り強気示唆です。53EMA（496.4万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（544.8万円）が先行スパン2（485.9万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAのプラスで推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（55）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.07）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（0.09）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（192426）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（226315）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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