高値418万円を試すも上値重く、終値ではマイナスを記録
10月5日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示唆しています。
- 昨日のビットコインは1.4%下落し、終値は408.7万円でした。一昨日の上昇分をかき消す動きとなり、上値が重い展開となっています。価格は一時418万円まで上昇する場面がありましたが、今週の高値近辺では売りが発生しました。日足は移動平均線の上位を維持していますが、今週はレンジでの推移となっています。
- オシレーターは足元で下落傾向となっています。CCIは高値圏から109まで下落、本日から100を下回っています。Fisherは今週デスクロスが発生し、遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDは遅行線を上回っていますが、上昇幅は縮小傾向です。
- ボラティリティ指数のADX(21)は上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは上値が重い展開が続いています。テクニカル指標は強気を示唆するものが多い一方、足元で相場のモメンタムは低下傾向にあります。今週はこれまで1.7%の下落と冴えない動きです。調整局面の動きとなり、レンジでの動きが見られます。日足は徐々に短期移動平均線との乖離が縮小しており、相場に動きが出るのは来週以降か。強い上昇トレンドの再開には昨日の高値418万円を超える必要があるでしょう。
- 価格は14EMA(404.4万円)を上回り強気示唆です。53EMA(398.5万円)は上昇しており長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(403.3万円)が先行スパン2(398.2万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAのプラスで推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(109)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.3)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(1.4)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(55401)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(39658)を上回り、買いシグナルが出ています。