週明けの反発は限定的、底値を探る動きに警戒
8月21日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターは足元でマイナスで推移し、弱気のモメンタムを示唆しています。
- 週明けのビットコイン日足は陽線となりましたが、変動は小幅でした。0.3%上昇し、終値は382.8万円でした。先週末から底堅い推移となっていますが、まだ反発は弱く、強い買い戻しは入っていません。移動平均線から大きく下乖離しているため、短期的な価格調整局面となっています。
- オシレーターは全てマイナスで推移しています。CCIは現在-149で推移しています。Fisherはマイナス圏で下落が継続しています。長期オシレーターのMACDも先週からマイナス圏で遅行線を下回っています。
- ADX(28)は大きく上昇し、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコイン日足は足元で底堅い推移となっていますが、対円チャートは円安の影響もあり陽線が並んでいます。対ドルではほぼ横ばいとなっており、先週10%も下落したにもかかわらず反発は限定的です。相場は底値を這う状態となっており、安値を更新する可能性が高いと言えます。これまでの数週間は週明けに買われ、週央から上値が重くなる傾向が続いており、今週も下落方向への動きが予想されます。
価格は14EMA(402.7万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(411.5万円)は下落しており長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(403.1万円)が先行スパン2(414.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-149)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.7)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.3)を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-88384)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-38582)を下回り、売りシグナルが出ています。