今週は2日連続の陰線を記録、短期では買い需要の弱さ目立つ
12月12日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターも下落傾向となり、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは0.02%下落し、終値は604.2万円でした。小幅ながらマイナスとなり、2日連続でマイナスとなりました。今週は上値が重い動きとなっており、昨日は614万円まで上昇する場面もありましたが、戻り売られました。移動平均線の下位が維持され、弱い値動きとなっています。
- オシレーターは足元で下落しています。CCIはプラスを維持も25まで下落し、マイナス圏へ近づいています。Fisherは遅行線を下回り、下落しています。長期オシレーターのMACDは昨日デスクロスが発生しました。
- ボラティリティ指数のADX(37)は足元で下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは先週までの強かった相場から一転し、調整局面入りしています。現状は買いが弱く、短期の底値を探る展開となっています。長期のチャートはまだ強気となっているため、大きく下落する動きは想定しづらい一方、今週の589万円を割り込む可能性はあります。現在は日足以下の時間足チャートでもテクニカルが弱く、まずは短期チャートの改善を確認したい所です。
- 価格は14EMA(607.8万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(552.5万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(606.4万円)が先行スパン2(549.4万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAのマイナスで推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(25)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.8)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(1.6)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(216775)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(226704)を下回り、買いシグナルは出ていません。