Opeaseaが年初から大型資金調達に成功、企業活動の拡大を見据える

Opeaseaは今週、3億ドルの大型資金調達を発表した。Opeaseaは世界最大のNFT（Non-Fungible-Token）のマーケットプレイスとして知られている。

同社は昨年も資金調達を行っており、2021年7月時点では15億ドルの企業価値があると評価されていた。今回の資金調達では133億ドルの価値があると評価され、昨年から10倍近く企業価値が上昇した。

大型の資金調達に成功している背景として、Opeanseaのプラットフォーム内でのNFT取引が伸びていることと、NFT市場におけるマーケットシェアの高さが挙げられる。

最新のデータではここ30日間でイーサリアム上のネットワークを使い160万トランザクションを記録。トランザクションの総額は24億ドルに上る。

Opeanseaは今回得た資金で商品開発、人材投資、顧客サポートの拡充などに充てるとしている。公式ブログによると、顧客サポートはすでに60人を超え、今年中にはサポート体制を倍にする予定だ。

Opeaseaが年初から大型資金調達に成功、企業活動の拡大を見据える

この記事の著者

マーケット・アナリスト

真田雅幸

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。