イーサリアムファンデーションがメインネット開発のため新たなプログラムを発足
イーサリアムファンデーションはイーサリアムのコアとなるメインネットの開発とメンテナンスを促進するために新たなプログラムを発足させた。プログラム名はthe Client Incentive Programだ。
イーサリアムの開発者の多くは、ネットワーク上で動くアプリケーションの開発を行っている人が多く、メインネット自体の開発・メンテナンスを行う人が少数であることが今回のプログラム発足のきっかけとなっている。
開発チームには4608ETHが付与され144のバリデーターを使用し開発を進めていることが発表された。開発の進捗度合いによって開発者は、プログラムから報酬を受け取ることが予定されている。
最初の開発は目先のスケージュールであるETH2.0へのアップグレードだ。コンセンサスアルゴリズムのプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)への移行作業となる。Beacon Chainと呼ばれる新たなブロックチェーンの入出金を含めた本格的な運用開始後には報酬が支払われる予定だ。
バリデーターはネットワークに参加する変わりに取引手数料を受け取ることができ、POS移行後には開発者への報酬として取引手数料を受け取ることも決まっている。今回のプログラムによりイーサリアムの開発者は、より積極的にメインネットの開発に注力することが期待されている。










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