ゲーム開発大手UbisoftがNFTゲームのベータ版をリリース
テレビゲームやオンラインゲームの開発・販売を行うUbisoftはアイテムをNFT化したゲームのベータ版をリリースすることを発表した。NFTゲームに特化した新たなプラットフォーム「Ubisoft Quartz」の公表も同時に行った。
NFT化されたゲーム内アイテムはDigitsと呼ばれ、それぞれのアイテムにシリアルナンバーが振り分けられておりユーザー同士が確認することができる。Digitsはキャラクターを装飾するコスチュームとしてリリースされることがわかった。Digitsではユーザーの保有履歴を閲覧することが可能で過去に遡りどのユーザーが保有していたかも確認することができる。
Digitsの導入でユーザーは、自身のキャラクターを好みの服装に変更しユニークな存在を作成する。Digitsの所有権はユーザー側にありUbisoftのプラットフォーム外で売買することも想定されている。Digitsはユーザーに新たなゲーミング体験を提供できることが期待されている。
Ubisoftはブロックチェーン技術を使う上でサステナビリティを重要ししており、多くの電力やCPUを消費することがないようTezosのネットワーク上でNFTを発行する。Tezosはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)をコンセンサスアルゴリズに採用しており、ブロックを生成する際にビットコインのように大量の電力を消費する必要がない。
最初のDigitsはシューティングゲーム「Tom Clancy’s Ghost Recon Breakpoint」内のアイテムとしてリリースされるが、今のところ日本でのダウンロードはできない。同ゲームはアメリカ、カナダ、ヨーロッパの国々でダウンロードが可能で12月9日にベータ版がリリースされる。初期にプレーしたユーザーには無料のDigitsが配布される予定だ。










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