価格は630万円にタッチ、上昇には一服感も
12月20日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターは上昇傾向となり、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは2.7%上昇し、終値は626.5万円でした。先週の高値を更新し強い値動きとなりました。今週は3日連続で陽線となっており、移動平均線の上位も維持しています。
- オシレーターは足元で上昇しています。CCIはプラスを維持も49まで上昇しています。Fisherは今週ゴールデンクロスが発生し、本日からプラス圏を回復しています。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回っていますが、遅行線との差が縮まりつつあります。
- ボラティリティ指数のADX(24)は足元で下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインはここまで底堅い動きとなり、週次では5.6%上昇しています。一方、本日は利確売りが発生しており、買いの一巡も確認されています。昨日は630万円にタッチしたことで、上昇に達成感が出ています。日足のテクニカルは強気に傾いていますが、週後半にかけては上値が重くなる可能性が出てきています。ボラティリティは低下傾向が続いており、今週は調整局面が続くものと予想されます。昨日はデリバティブ市場で大きなショートポジションの清算が発生しており、上値が重くなる展開に警戒です。
- 価格は14EMA(608.2万円)を上回り強気示唆です。53EMA(567.0万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(604.7万円)が先行スパン2(582.3万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAのマイナスで推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(49)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.6)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.5)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(116984)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(147363)を下回り、買いシグナルは出ていません。