6週連続の陰線が確定、底値を探る動き継続

3月9日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆して、オシレーターは再度下落して、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは6.5%下落し、終値は1193万円でした。週末は2日連続の陰線となり、特に日曜日は強く売られました。2月28日に記録した1200万円を下回る最安値を試す動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、先週は反発していましたが、再度下落し始めています。CCIは-127で推移。Fisherは週末にデッドクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDもマイナス圏で遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(43)は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆していますが、足元では下落し始めています。
- 先週の週足は16.2%下落し6週連続の陰線が確定しました。弱気なチャートが形成されています。テクニカルも反発していたものが再度下落し始め、下落方向への警戒感が高まっています。下落方向への動きが顕著となっている一方、ビットコイン相場は週末に大きな変動があった場合は、価格を戻しやすい傾向があり、週末の下落分は反発する可能性があります。1280万円近辺までは戻り安く週始めは反発もあるでしょう。長期ではまだ安値を探る動きとなると予想され、反発した際は再度売られることも想定されます。

- 価格は14EMA(1316万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1418万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1328万円)が先行スパン2(1445万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-127)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(1.1)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-564164)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-505203)を下回り、売りシグナルが出ています。