12月21日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。短期オシレーターは足元で上昇し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは0.2%上昇し、終値は1397万円でした。週末は小幅な値動きとなりましたが、プラスで取引を終えました。日足は金曜日から移動平均線を上回り、3日連続の陽線を記録しています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で上昇傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏から-18まで上昇しています。Fisherでは売りシグナルが解消されました。長期オシレーターは週末にゴールデンクロスが発生しました。
- ボラティリティ指数のADX（19）は下落し、ボラティリティの低下を示しています。
- 先週のビットコインは1.5%上昇し、3週連続の陰線を阻止しました。1300万円台前半では買い戻しが入り、週足は下ひげを付けました。先週後半に上昇したため、今週はテクニカルが上昇した状態で取引が始まりました。CCIはプラス圏の回復間近となり、モメンタムが回復しています。今週の相場を終えるとほぼ今月の取引を終えるため、来週は年明けを挟むため値動きが乏しくなるでしょう。今月は1.4%下落しており、月足がプラスを回復できるかがポイントとなります。底値は徐々に硬くなっており、長期トレンドにも徐々に変化が出てくるか注目です。
- 価格は14EMA（1386万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1383万円）は下落傾向で、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1383万円）が先行スパン2（1489万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル:CCI（-18）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher（-0.6）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.1）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル:MACD（-208285）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-246467）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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