11月17日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で反発し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは1.7%下落し、終値は1432万円でした。日足は2日連続の陰線を記録しました。今週も月曜日から売られる展開となり、上値が重い状況となっています。日足は短期移動平均線から100万円ほど下に乖離しています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏の-154で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDでも売りシグナルが継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（31）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコイン相場も売りから取引が始まりました。短期オシレーターは売られ過ぎ圏で推移していますが、現在のところ反発する動きは見られません。本日も売られており、もう一段安を試す動きとなっています。対ドルでは9万ドルの節目の価格帯に差し掛かっており、9万ドルを割り込むと売り手にも達成感が出る可能性があります。反発があるとすると一度9万ドルを割った後になる可能性があります。ロングポジションの清算が重なると価格の急落もあるため、今後の値動きは目が離せない状況と言えます。
- 価格は14EMA（1542万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1635万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1570万円）が先行スパン2（1657万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-154）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.8）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-579659）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-419804）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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