日足は再度移動平均線の上位へ、短期では上値を試す展開となるか

6月23日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。オシレーターは足元で反転の兆しがあり、モメンタムが回復しています。
- 昨日のビットコインは3.8%上昇し、終値は1536万円でした。先週末は1500万円を割り込む動きがありましたが、週明けは買われて取引が始まりました。日足は移動平均線を上回り、強い値動きが戻ってきました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇しています。CCIは売られ過ぎ水準から反発し、現在は-32で推移しています。Fisherではゴールデンクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(14)は足元で下落しており、トレンドが弱い状態を示しています。
- 今週のビットコインは買いが先行する 値動きで取引が始まりました。先週の週足は3.1%の下落となりましたが、先週の下落分を帳消しにする結果となりました。1500万円を割れた際はレンジブレイクの可能性がありましたが、価格は再度レンジ内に戻り、トレンドが弱い状態が継続しています。オシレーターはマイナスから上向きで推移しているため、短期的には上値を追う展開が期待されます。一方、1600万円近辺の足元の高値を更新するまではトレンドが弱い状態が続くと予想されます。

- 価格は14EMA(1521万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1491万円)は上昇しており、長期トレンドは強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1512万円)が先行スパン2(1473万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-32)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-1.3)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-4568)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(45723)を下回り、売りシグナルが出ています。