週足は8週間ぶりのマイナス、1500万円近辺で下げ止まるか?

6月1日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。オシレーターは足元で下落傾向でモメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは0.7%上昇し、終値は1523万円でした。週末は底堅い動きとなり、土日ともに陽線を記録しました。日足は移動平均線の下位で取引されており、テクニカル的には弱気な値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落しています。CCIは-71で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDも下落傾向が続いています。
- ボラティリティ指数のADX(27)は足元で下落しており、強気トレンドの鈍化を示唆しています。
- 先週のビットコインは2.3%の下落となり、8週間ぶりのマイナスとなりました。足元では日足が移動平均線を下回るなど、久々に弱気な形となっています。短期では利確売りが出やすい状況となっており、底値を探る展開です。ここ3週間は1480万円台で買い戻しが入る動きがあり、この価格帯を基点に反発があるか注目です。安値を更新する動きがあれば、もう一段安を覚悟する必要が出てくるでしょう。

- 価格は14EMA(1531万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1448万円)は上昇し始めており、長期トレンドも強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1518万円)が先行スパン2(1374万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-71)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.9)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-0.5)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(261500)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(395788)を下回り、買いシグナルは出ていません。