週足は7週連続のプラスも足元では上値の重さが顕著に

5月25日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆していますが、オシレーターは足元で下落しており、モメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは1.1%上昇し、終値は1560万円でした。週末は底堅い動きとなり、土日ともにプラスで取引されました。日足は移動平均線を下回ることなく、底堅い動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、プラスで推移している一方、足元で下落が目立ちます。CCIは71で推移。Fisherは遅行線を下回り、下落しています。長期オシレーターのMACDも遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(36)は高値で推移し、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 先週のビットコイン週足は0.7%上昇し、7週連続の陽線を記録しました。週足は上下に髭を付けたローソク足となり、上昇圧力が鈍化していることを示唆しています。価格は上昇している一方、1600万円手前で上値が重くなっていることを示唆しています。過去最高値近辺となっている現在の価格帯では利益確定の売りも出ていると考えられます。高値の更新には何か新たな買い材料が必要となるでしょう。値動き自体は底堅い一方、高値更新手前では買いづらい状況となっています。先週は1600万円から強い売りも出ており、短期では相場が押す展開も想定する必要があります。

- 価格は14EMA(1531万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1422万円)は上昇し始めており、長期トレンドも強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1511万円)が先行スパン2(1348万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(71)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.2)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(1.6)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(506646)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(555921)を下回り、買いシグナルは出ていません。