価格は移動平均線の上位浮上ならず、再度安値を試す展開か

3月6日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で反発の兆しがあり、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは1.2%下落し、終値は1336万円でした。日足は移動平均線の上位に浮上できず、戻り売られる動きとなりました。価格は本日1250万円台まで下落する動きを見せています。
- オシレーター系インジケーターは、マイナス圏から反発しています。CCIは-36で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは今週ゴールデンクロスが発生しています。
- ボラティリティ指数のADX(46)は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆していますが、足元では下落し始めています。
- 今週の週足は現在8%ほど下落しており、6週連続の陰線となる可能性があります。週中に反発する動きもありましたが、上値が重い動きが継続しており、今週もマイナスで取引を終える可能性が高まっています。一方、安値を更新していないことはプラス材料となるでしょう。オシレーターも下げ止まる動きを見せており、1200万円台前半は買い戻す流れが意識され始めています。チャート全体は弱気となっているため、まだ安値試す展開も十分に考えられます。買いポジションを建てる場合は、できるだけ安値で買い入れたいところです。

- 価格は14EMA(1353万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1438万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1327万円)が先行スパン2(1445万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-36)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.09)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-0.6)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-467980)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-492159)を上回り、売りシグナルは出ていません。