ビットコインは再び底値を探る動き、週明けは大きな売りで取引始まる

3月3日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で反発の兆しがあり、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは9.2%下落し、終値は1292万円でした。週末の日曜日に反発したビットコインですが、これを全戻しする動きとなりました。日足は再び短期移動平均線を下回り、弱気の値動きとなりました。
- オシレーター系インジケーターは、マイナス圏から反発していたものの、昨日の価格下落により停滞する可能性が出てきました。CCIは-70まで下落。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDはゴールデンクロス成立せず、再度下落しました。
- ボラティリティ指数のADX(50)は20を大きく上回り、弱気トレンドの発生を示唆していますが、足元では下落し始めています。
- 先週の週足は、終値にかけて反発し長い下ひげを付けましたが、今週は先週の安値を試す動きとなっています。本日も取引開始から売りが強く、すでに3%弱下げて取引されています。先週は1250万円近辺から買い戻す動きがあり、反発があるか注目です。チャートは全体的に弱く、再度上昇トレンド入りするには最低でも1ヶ月の調整期間が必要でしょう。まずは下げ止まる動きがあるまでは、下落方向への動きに警戒です。

- 価格は14EMA(1363万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1451万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1336万円)が先行スパン2(1445万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-70)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-1.9)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-543727)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-488947)を下回り、売りシグナルが出ています。