10月21日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り短期トレンドは強気を示唆していますが、オシレーターは短期で下落しており、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは1.6%下落し、終値は1016.1万円でした。今週は短期の利確売りが先行する形で取引がスタートしました。一時は1000万円近くまで下落する場面もありましたが、終値にかけては小幅に反発しました。引き続き日足は移動平均線を上回っています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落し始めています。CCIは97まで下落Fisherではデッドクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDは上昇傾向となっています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は20を上回り、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコイン相場は、売りが強い状況からスタートしました。先週10%上昇した反動が見られました。テクニカルインジケーターのオシレーターは短期で下落しており、相場が押し目をつけにいく可能性を示唆しています。チャート全体としては強気トレンドの形が維持されています。短期的な売りが一巡すると再度高値を目指すことが予想されます。
- 価格は14EMA（986.5万円）を上回り強気示唆です。53EMA（931.5万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（966.9万円）が先行スパン2（894.5万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（97）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（3.5）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（3.7）を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（340402）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal（273605）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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