10月は強い下げ相場から取引スタート、価格は900万円割れ
10月1日の日足チャート
- ビットコインの日足値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは下落し始めており、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは3.7%下落し、終値は877.8万円でした。今週の相場は売りが優勢となっており、2日連続でマイナスとなりました。日足は長期移動平均線を下回り弱気の値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、プラスで推移している一方、短期で反落するものも出てきています。CCIは-2まで下落。Fisherは遅行線を下回り下落しています。長期オシレーターのMACDでも昨日デスクロスが発生しました。
- ボラティリティ指数のADX(20)は足元で下落し、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインはここ2日間で6%ほど下落する強い下げを見せています。これにより、テクニカル的に上昇トレンドに変化が見えてきました。オシレーターは短期でマイナスに近づいており、モメンタムも悪化がみられます。価格は再度900万円台を割れており、10月は軟調な相場展開からスタートする形となりました。先週までは強い値動きとなっていましたが、下落方向への警戒が必要な動きとなっています。
- 価格は14EMA(905.7万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(891.7万円)は横ばいとなり、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(886.6万円)が先行スパン2(855.5万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.7)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(1.6)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(165807)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(166898)を下回り、買いシグナルは出ていません。