日足は移動平均線割れ、テクニカルでは弱気トレンド発生示唆
6月11日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは下落しており、モメンタムも低下を示しています。
- 昨日のビットコインは2.9%下落し、終値は1062.8万円でした。下落幅は32.0万円となり、市場規模が大きくなったことから1BTCの変動額も増加しています。テクニカル的には日足が移動平均線を下回ったことで、弱気トレンド入りが示唆されました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落傾向です。CCIは5月13日以来となるマイナス圏に突入しました。Fisherは本日からマイナス圏で推移しています。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回り、下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は下落し、上昇トレンドの弱体化を示しています。
- 今週のビットコインは上値が重い動きとなっており、昨日は底値を探る展開となりました。日足が移動平均線を下回ったことで短期のチャートが崩れました。先週までは高値を追う上昇トレンドが発生していましたが、これがほぼ消滅した形となりました。オシレーターも徐々にマイナス圏で推移するものが出てきており、下落トレンドが発生している可能性があります。昨日は1050万円近辺で反発していますが、週後半は安値を試す動きが予想されます。
- 価格は14EMA(1082.4万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1042.6万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1076.7万円)が先行スパン2(1003.1万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signa
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-85)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.3)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(0.8)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(144176)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(182816)を下回り、買いシグナルは出ていません。