先週は小幅な下落に、今週も上値の重い動きに注意
6月2日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り短期トレンドは強気を示唆していますが、短期オシレーターは下落しており、モメンタムの停滞を示しています。
- 昨日のビットコインは0.1%下落し、終値は1066.4万円でした。週末はほぼ横ばい推移となり、相場に変化は見られませんでした。移動平均線の上位を維持していますが、上値が重い動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落基調です。CCIは18まで下落。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。MACDは先週、デッドクロスが発生し、下落を始めました。
- ボラティリティ指数のADX(20)は下落し、トレンドが弱い状態にあることを示しています。
- 先週のビットコイン週足は0.8%の下落となり、3週ぶりに陰線を記録しました。小幅なマイナスとなりましたが、高値圏での上値の重さが目立つチャートとなっています。ボラティリティはかなり低下しており、上昇方向の動きがほとんどない状態を示しています。チャート自体は強気な形ですが、相場は価格調整局面にあります。今週もレンジで推移する可能性が高く、1100万円近辺の高値圏を試した際は再度上値が重くなることが予想されます。
- 価格は14EMA(1064.5万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1023.1万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1054.1万円)が先行スパン2(1001.4万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(18)はプラス圏で推移しており強気示唆
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆。Trigger(-1.1)を下回り、 売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(181901)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(211694)を下回り、買いシグナルは出ていません。