5月28日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り短期トレンドは強気を示唆していますが、短期オシレーターは下落しており、モメンタムの停滞を示しています。
- 昨日のビットコインは1.2%下落し、終値は1076.4万円でした。昨日は月曜日の上昇をかき消す動きとなりました。高値圏では上値が重くなる動きも見られるものの、日足は移動平均線の上位を維持しています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落基調です。CCIは61で推移。Fisherは遅行線を下回り、下落しています。MACDは遅行線を上回っていますが、デッドクロスの可能性が上がっています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は下落し、トレンドが弱い状態にあることを示しています。
- 今週のビットコインは上昇して取引が始まりましたが、1100万円近辺では利確売りが出やすい状況となっています。チャート自体は強気な一方、短期のオシレーターが下落していることから、相場の勢いはイマイチな状態です。一度押す展開も予想され、高値掴みのロングポジションは注意が必要です。
- 価格は14EMA（1060.9万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1013.7万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1044.2万円）が先行スパン2（1001.4万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（61）はプラス圏で推移しており強気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.8）はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger（1.2）を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（260426)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（222517）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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