週足は6週連続の陰線、941万円を維持できるか?
5月12日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは概ねマイナスで推移しており、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは1.1%上昇し、終値は960.5万円でした。週末は小幅ながら底堅く推移しました。一方、移動平均線の下位で推移することが定着しつつあり、全体的には弱い相場となっています。
- オシレーター系インジケーターは、概ね弱気のモメンタムを示しています。CCIは先週プラス圏を回復することができず、現在もマイナスで推移しています。上昇していたFisherは足元で遅行線を割り込み、下落しています。長期オシレーターのMACDは先週ゴールデンクロスが発生しましたが、まだマイナス圏での推移が続いています。
- ボラティリティ指数のADX(23)は下落しており、相場のトレンドが弱いことを示唆しています。
- 先週のビットコイン週足は2.4%下落し、6週連続でマイナスとなりました。足元の安値880万円台を更新する動きはありませんでしたが、上値が重い展開が続いています。短期的には日足が移動平均線を下回っており、下落方向への動きに警戒が必要です。先週の安値941万円を維持できるかが今週のポイントです。
- 価格は14EMA(967.2万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(975.1万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(968.3万円)が先行スパン2(991.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-50)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.1)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(0.6)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-127220)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-127795)を上回り、売りシグナルは出ていません。