先週後半に強い反発を見せるも週足は3週連続の陰線を記録

4月21日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは短期で上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは0.1%下落し、終値は1004.7万円でした。日曜日はほぼ横ばい推移となりましたが、土曜日に上昇したため週末の相場はプラスとなりました。一方、日足は短期の移動平均線を下回っています。
- オシレーター系インジケーターは足元で上昇しています。CCIは大きなマイナスから-29まで回復。Fisherも足元で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは、マイナス圏で遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は上昇しており、ボラティリティの発生を示唆しています。
- 先週のビットコイン週足は0.7%の下落となり、3週連続の陰線を記録しました。先週は小幅な下落となりましたが、上値が重い展開が続いています。日足のテクニカルでは約2ヶ月ぶりに一目均衡表の雲が弱気となりました。長期的なテクニカルインジケーターは、これまで強かった相場に一服感があることを示しています。短期的には先週後半から価格が反発しており、モメンタムの回復が示唆されています。一方で1020万円近辺では上値も重くなっており、戻り売りが警戒されています。今週は短期移動平均線(1008.0万円)を超えることができるかが相場の方向感を掴むポイントとなるでしょう。

- 価格は14EMA(1008.0万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(977.5万円)は横ばい推移で、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(997.8万円)が先行スパン2(1000.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-29)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.1)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-2.0)を上回り、 売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-67606)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-3558)を下回り、売りシグナルが出ています。