上昇のモメンタムは続かず反落、最高値更新に失敗か?
4月9日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターは足元で反落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは3.1%下落し、終値は1051.7万円でした。火曜日は今週の上昇分をかき消す動きとなりました。週始めは最高値を追う展開となっていましたが、レンジ上限で跳ね返される展開となりました。
- オシレーター系インジケーターは下落し始めています。CCIは高値から53まで下落。Fisherは上昇幅が縮小しています。長期オシレーターのMACDはゴールデンクロスが遠のき、再度下落しました。
- ボラティリティ指数のADX(19)は下落しており、トレンドが弱い状態を示しています。
- 今週のビットコインは底堅い動きが予想されていましたが、昨日の下落により相場の勢いが低下する展開となりました。テクニカルも短期で悪化し、強気のモメンタムが後退した形です。移動平均線の上位は維持しているものの、短期の相場の流れは下落方向か。本日も小幅に下落して取引されており、上値が重い動きです。今週の注目ポイントだったMACDのゴールデンクロスも遠のき、相場は再びここ1ヶ月間のレンジ内での推移に逆戻りしました。やや方向感に欠ける相場となっています。
- 価格は14EMA(1044.3万円)を上回り強気示唆です。53EMA(961.0万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1026.8万円)が先行スパン2(930.6万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(53)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.7)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(0.4)を上回り、 買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(209726)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(241242)を下回り、買いシグナルは出ていません。