金相場ジェットコースターに踊らされるBTC アルト売りも継続
27日のビットコイン(BTC)対円相場は、前日比5,110円(0.42%)安い1,210,137円と、前日の上げ幅を帳消しにした。循環物色一巡で引き続き多くのアルトコイン相場が弱含む中、BTCも前日終値水準を維持することができず、欧州時間からジリ安に転じた。市場が注目したカンザスシティー地区連銀開催の年次経済シンポジウム(ジャクソンホール)では、米連邦準備制度理事会(FRB)が「適度なインフレのオーバシュートを容認」するスタンスを示し、「平均インフレ率目標」の導入を発表。これを受けて市場では金相場が急騰するも、すかさず急反落。BTCも金相場に振り回される形で一時はプラス圏に浮上し122万円を突破するも、間も無く反落し、119万円に再びタッチした一方、25日にも押し目で反発した同水準では買い支えられ、ドル高円安の恩恵もありその後は徐々に戻していった。

BTCの復調シナリオの条件と指摘したFRBの平均インフレ率目標の導入だったが、市場は概ね織り込み済みだった訳か、ドルも急落のあとは反転上昇となった。循環物色の復活とジャクソンホールが双方とも不発弾となった格好だが、意外にも119万円周辺での底堅さは健在で、失望売りで相場が暴落している訳でもない。7月のようなドル安基調が再開する切っ掛けが欲しいところだが、ジャクソンホール通過でも相場が底堅いことに鑑みれば、足元では特段売る理由もないと言うことか。アルトコイン売りがいつまで続くかがある意味ワイルドカードで注意が必要だが、BTCは目先、手掛かりを探る展開が予想される。






第3表:市場時価総額・出来高(¥)、主要銘柄市場占有 当日9時時点のデータ ※前営業日比 出所:CoinGecko.comより作成
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bitbank Report 2020/08/28:金相場ジェットコースターに踊らされるBTC アルト売りも継続










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