BTC急落 逆風続き200週線が視野に

2日のビットコイン(BTC)円は1138万4744円から取引が始まった。前日のストラテジーによるBTC売却に加え、テクニカルの悪化により、この日のBTCは下げ一色となり、欧州勢参入後には節目1100万円割れを試す展開となった。その後、中東情勢の不透明感が燻るなか、4月のJOLTs求人件数が上振れたことで、米国時間序盤は金利の上昇がBTC相場の重石となり、1070万円近辺までさらに下落した。また、今朝方には米軍がイランのゲシュム島を攻撃すると、イランも中東域内の複数米軍基地に対して大規模なミサイルとドローン攻撃を実施したと報じられ、一時は1060万円を割り込んだ。終値は1066万1872円となり、4月からの上げ幅を打ち消す格好となった。


イランが米国との対話を停止したことで、中東情勢は一段と緊迫化しており、原油価格も再び上昇基調を強めている。また、4月のJOLTs求人件数は市場予想を上回り、米労働市場の底堅さが改めて確認されたことで、米国債利回りも上昇した。加えて、米主要株価指数は引き続き堅調に推移しており、足元では資金がAI関連株へ向かう構図も変わっていない。こうした環境下でBTC相場を取り巻く逆風は依然として強いと言えよう。短期的には急落による売られ過ぎも意識されるが、先物市場の資金調達率(FR)は依然としてプラス圏で推移しており、ロングポジションの解消は十分に進んでいないとみられる。投げ売りによる需給のリセットが確認されるまでは本格的な底打ちを見込みにくく、ドル建てBTC相場は200週移動平均線が走る6万1800ドル(≒988万円)近辺を試す展開も視野に入ってきた。本日も下値模索の展開に注意したい。









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