BTCは大幅続落 ストラテジー売却とイラン協議停止が重石

6月1日のビットコイン(BTC)円は1172万6988円から取引が始まった。米・イランの和平交渉の先行きに不透明感が残るなか、原油価格の上昇を受けてBTCはジリ安に推移し、東京時間終盤には1160万円周辺まで水準を下げた。米国時間序盤には、ストラテジーが32BTC(≒3.6億円)を売却したことで、1150万円を割り込んだ。加えて、イスラエルによるヒズボラに対する攻撃を巡ってイランが米国との協議を停止したと報じられ、原油価格や米金利の急上昇を受けて、BTCは1128万円まで下値を広げた。ただその後、トランプ米大統領がヒズボラとイスラエルに対して攻撃停止を呼びかけたことで売りが一服し、終値は1138万4743円となった。


ストラテジーによるBTC売却は2022年12月以来となった。当時は税務上の損失計上を目的とした一時的な売却だったが、今回は優先株式の配当支払いに伴う資金調達が目的とみられている。売却規模自体は限定的だったものの、同社株のmNAVプレミアムが縮小傾向にあるなか、今後も同様の売却が断続的に発生する可能性には留意したい。また、米・イラン関係を巡っては、イランが米国との協議停止を表明した一方、トランプ氏は来週にも合意に至る可能性があるとの見方を示しており、依然として次の展開は見通しにくい状況と言えよう。こうしたなか、ドル建てBTC相場は100日移動平均線や一目均衡表の雲下限を明確に割り込んでおり、テクニカル面では地合いの悪化も意識される。中東情勢を巡る不透明感が払拭されないなか、本日も下値を模索する展開に注意したい。



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bitbank Report 2026/06/02:BTCは大幅続落 ストラテジー売却とイラン協議停止が重石








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