BTCは方向感に欠けるも底堅さ発揮 予断を許さない状況続く

24日のビットコイン(BTC)円は1123万3876円から取引が始まった。東京時間はやや軟化しつつも、ドル円相場の上昇が相場の下支えとなり、方向感に欠ける展開が続いた。トランプ米大統領がイランへの攻撃を延期したことで、戦争の終結期待から欧州時間には一時1130万円台に浮上するも、米国とイランの協議の真偽を巡る警戒感も交錯し、その後は上げ幅を吐き出した。トランプ氏はこの日、停戦に向けた米国とイランの協議が進行中だと改めて主張した一方、米国防省は中東の兵力増強を発表し、米国時間のBTCは1100万円近辺まで下落した。尤も、イランが停戦協議に一定の意欲を示しているとCNNが報じると、相場は上昇に転じた。終値は1121万5000円となり、ほぼ変わらずだった。


CNNのイランの情報筋によれば、ここ数日で米国側からイランに協議の打診があり、「停戦に向けて持続可能な提案」があれば、イランも協議に参加する意思があるとのことだ。協議が進行中であるというトランプ氏の主張の真偽は依然として定かではないが、ひとまず原油価格は下落している。ただ、米国防省による中東戦力増強の発表のほか、サウジアラビアが米軍による軍事基地利用を承諾するなど、戦況そのものの収束は依然見通せず、予断を許さない状況に変わりはない。米国によるイランの攻撃延期は29日までとなっており、それまでに両国の協議が行われている確信が持てなければ、徐々に市場のリスク回避姿勢も強まることが指摘される。



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bitbank Report 2026/03/25:BTCは方向感に欠けるも底堅さ発揮 予断を許さない状況続く












