週足は長い上ひげを付けた陰線に、ETFイベント通過後に強い売りが発生
1月14日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターは下落傾向となり、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは2.6%下落し、終値は606.6万円でした。先週金曜日に大きく下落したビットコインは、週末も上値が重く4日連続の陰線を記録しています。日足は長期移動平均線まで下落し、短期は弱いプライスアクションとなっています。
- オシレーターは足元で下落しています。CCIは-54で推移。Fisherは本日からマイナスで推移し始めています。長期オシレーターのMACDは先週デッドクロスが発生し、遅行線の下位で推移しています。
- ボラティリティ指数のADX(15)は低い水準となっており、トレンドが弱い状態を示しています。
- 先々週まで強かったビットコインの相場は先週、ETFが承認された後に下落し、週足は-4.8%を記録しました。ETFの承認イベントを通過したことで短期的な売りが重なりました。テクニカルは弱気にシフトし始めていますが、600万円近辺のサポートは割っておらず、重要なラインの上位で維持しています。ADXも再度下落し、相場は調整局面を迎えています。今週は不安定な値動きが予想され、先週下落した分の反発があるか注目です。反発の強さによって現在の相場の底堅さを計ることができるでしょう。
- 価格は14EMA(635.8万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(606.3万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(655.0万円)が先行スパン2(630.9万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAのプラスで推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-54)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.06)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(0.8)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(77359)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(115295)を下回り、買いシグナルは出ていません。