Kraken、Babylonによるビットコインステーキングサービスを開始
KrakenはDeFiプロトコルBabylonと統合し、ビットコインをブリッジ・ラップ・貸出なしでステーキング風に活用できる新サービスを開始した。ユーザーは保有するBTCをKrakenからBabylon経由でPoSチェーンのセキュリティに委任でき、報酬はBABYトークンで週次支給される。BTCはBitcoinネットワーク上でタイムロックされ、完全に所有権が維持される構造で、年利最大1%のリターンが得られる。この仕組みはBTCの非生産性という課題に対応しつつ、PoSチェーンへの経済的セキュリティ提供を可能にするもの。ただし、報酬トークンの価格変動やアンボンド期間、中央集権的要素などのリスクも伴う。Krakenはこの分野での先駆者として、BTCを基盤資産とする新たな利回りモデルを支援している。