CFTCの委員が今週三名も辞任で定員割れの可能性
米商品先物取引委員会(CFTC)のクリスティ・ゴールドスミス・ロメロ委員は、5月31日をもって辞任すると発表した。これは同週で3人目の委員辞任となり、CFTCの人事に大きな動きが生じている。ロメロは、トランプ政権下で指名されたブライアン・クインテンズ次期委員長の承認後に辞任する意向を2月に表明していた。同機関は仮想通貨規制において重要な役割を担っており、今後も議会の法整備によってその権限が明確化される見込み。共和党のキャロライン・ファム委員とサマー・マーシンガー委員も今月中に退任予定であり、クインテンズの承認後、CFTCは定員割れ状態となる可能性がある。クインテンズは暗号資産に友好的な姿勢で知られており、その就任によってCFTCのスタンスに変化が生じることが予想されている。