短期オシレーターは下限で推移、買い戻しも入りやすい地合い

6月4日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。オシレーターは足元で下落傾向でモメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは1.2%下落し、終値は1499万円でした。今週はプラスとマイナスが交互にくる相場となっており、価格を調整する動きとなっています。日足は移動平均線の上位に浮上する場面もありましたが、終値にかけて売られました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落しています。CCIは-84で推移。Fisherはゴールデンクロスが成立せず、再度下落しました。長期オシレーターのMACDは下落傾向が続いています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は足元で下落しており、強気トレンドの鈍化を示唆しています。
- 今週のビットコインはほぼ横ばい推移となり、方向感が弱い状態となっています。ADXも本日から20を記録しており、ほぼトレンドがない状態を示しています。長期チャートは強気な形が維持されていますが、油断はできない相場です。一方、短期ではオシレーターがマイナスの下限近辺で推移していることから、買い戻しが入ってもおかしくないと考えられます。週後半から来週にかけて短期で上値を試す動きも予想されます。

- 価格は14EMA(1523万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1455万円)は上昇しており、長期トレンドは強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1544万円)が先行スパン2(1400万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-84)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-1.3)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(161036)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(295351)を下回り、買いシグナルは出ていません。