モナコインとは:

「2ちゃんねる」発祥の国産暗号資産(仮想通貨)

モナコイン(MONA)は、日本の掲示板「2ちゃんねる」で有名なアスキーアート「モナー」をモチーフにして、2013年12月に誕生した国産暗号資産(仮想通貨)です。

ゲーム内の通貨のようなものとして、日本人を中心としたコミュニティで利用されてきました。他の暗号資産(仮想通貨)と大きく異なる点は、モナコイン(MONA)のメインユーザーは日本人であること。日本のカルチャーに根ざしたコミックマーケットや、動画配信と組み合わせたリアルタイム投げ銭などに用いられています。

通貨記号* MONA 提唱者 Mr.Watanabe
発行上限 1億512万枚 承認方式 PoW
ハッシュアルゴリズム Lyra2RE(v2) 発行日 2014年
ビットバンク取扱開始日 2017年7月21日
公式サイト https://monacoin.org
ホワイトペーパー -
ソースコード https://github.com/monacoinproject
* ビットバンクにおける通貨記号

技術的にはライトコイン(LTC)と類似する暗号資産(仮想通貨)

ライトコイン(LTC)同様、ブロックの生成時間はビットコイン(BTC)よりもかなり短く90秒ごとに取引が承認されていくことから、送金を比較的短時間で終わらせることができます。 

また、取引データサイズを圧縮する「SegWit」の導入が、モナコイン(MONA)を「マイニング」する「マイナー」達の投票によって承認されました。この承認方法は「マイナー」の75%以上が賛同する必要があるため、他の通貨ではスムーズに行われることは少なく、モナコイン(MONA)のマイナーたちの意思決定が迅速であることが伺えます。

モナコインが制作された理由

モナコインはオンライン上の少額取引に使うことを目的として制作されました。小さなコミュニティ内での投げ銭などに利用できるように設計されました。モナコイン(MONA)のブロックは1.5分ごとに生成されるため非常に素早く決済を完了させることができます。ビットコイン(BTC)のブロックは10分ごとに生成され、ライトコイン(LTC)は2.5分ごとに生成されるため、モナコイン(MONA)の方が早く取引を完了させることができます。

モナコイン(MONA)は暗号資産(仮想通貨)取引所で購入できるものの、値上がりを期待する投機を目的として作られた暗号資産(仮想通貨)ではありません。もともとP2Pのネットワーク上で金融機関を介さず小銭程度のお金のやり取りをすることが目的でした。

2017年に暗号資産(仮想通貨)市場が盛り上がるとモナコイン(MONA)の価格は1年間で4000%以上も値上がりしました。一方、2018年に市場の投機熱が冷める価格は大幅に下落しました。価格の乱高下が激しいため少額取引ツールとして利用したほうが安全かもしれません。

「モナ払い」を取り入れる店舗が日本で増加中

モナコイン(MONA)は日本で誕生したこともあり、ビットバンク以外の多くの取引所でも取り扱われています。秋葉原のarkなどのパソコンショップでもモナコイン(MONA)での支払いを受け付けています。Ask Monaという掲示板サイトでは投げ銭機能が付いており、サイト内のコミュニティケーションツールとして利用することができます。

以前まではモナコイン(MONA)を使って遊べるMonappyというサイトがありましたが、2018年11月に運営側のシステムに対する不正アクセスにより、約1000万円のモナコイン(MONA)が盗難されてしましました。これによりモナコインのサービスは現在も停止したままです。

モナコイン(MONA)をモチーフにした高円寺にあるMONA BARでは、モナコイン(MONA)の他にリップル(XRP)などの暗号資産(仮想通貨)通貨の支払いを受け付けています。MONA BARではモナチップと呼ばれるコインも配布しており、モナー関連のオリジナルグッズと交換できるサービスも展開しています。


モナコイントピックス:

世界で初めてsegwitを導入した暗号資産(仮想通貨)はモナコイン

SegWitとは何かご存知でしょうか。Segregated Witness(SegWit)の略で、ビットコインの開発者がスケーリング問題とトランザクション展性の脆弱性を修正するために考案した技術です。SegWitはブロックチェーン上に記録される取引データのサイズを圧縮することで、1ブロックの容量を増やすことに成功しました。これにより未承認取引の滞留が発生しづらくなりました。

SegWitはビットコインに導入される前に、2ちゃんねるから生まれた国産暗号資産(仮想通貨)モナコインで導入されました。2017年4月27日にモナコインのネットワークではSegWitがアクティベートされ、ビットコインのネットワークでは2017年8月23日にアクティベートされました。モナコインがSsegWwitの導入に至ったのは、国内コミュニティのモナコインファン達の自主的な行動の結果実現に至りました。

モナコインの取引量の約9割はBitbank

モナコインは日本で誕生したこともありユーザーの大半は日本人であると言われています。これはモナコインの取引量の大半がBitbankで行われているということからもわかります。

コインマーケットキャップを参照にした11月時点でのモナコインの取引量は、BitbankのMONA/JPYペアが全体の84%、MONA/BTCペアが5%を占めています。その他日本の取引所ではZaifのMONA/JPYペアが2%を占めています。海外取引所ではBittrexのMONA/BTCが3%を占めています。9割以上の取引が日本で行われており、名実ともに日本の暗号資産(仮想通貨)と呼ぶに相応しいのではないでしょうか。

日本人のモナコインの保有数は増加傾向

2020年1月31日時点の日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が発表したデータによると、2018年9月から2019年12月までの期間、日本人が保有するモナコイン(MONA)の数量が増加傾向にあることがわかりました。

2018年9月時点での数量は約4100万MONAでしたが2019年12月時点では約5200万MONAに増加しています。モナコインは日本発祥の暗号資産(仮想通貨)ということもあり、長期的に買われ続けているようです。

同期間中のイーサリアムやビットコインキャッシュの数量はやや増加している程度に収まっており、日本でのモナコイン人気が浮き彫りになる結果になりました。

モナコイン価格一時100円割れ

3月14日、モナコイン(MONA)は強く売り込まれ、価格は一時100円を割り込みました。最安値は87円を記録しました。

暗号資産(仮想通貨)市場全体が下がっていた影響からモナコインも売られたと見られています。1月、2月と価格が高騰したモナコインですが、3月の下落で年初からの上昇が帳消しになりました。

3月の月足は最終的に前月比26%下落した128円でした。一方、3月の初めに大きく下落したモナコインは、月足の終値にかけて強く反発しており、今後の巻き返しに注目が集まります。

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