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ビットバンクは株式会社ミクシィと株式会社セレスより約75億円の資金調達を実施することをお知らせいたします。/ bitbank, inc. a crypto asset exchange operator, will close a funding round of 7.5 billion JPY from mixi, Inc. and Ceres Inc.
2021/09/01

※English version is below.

ビットバンク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:廣末 紀之、以下当社) は株式会社ミクシィ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:木村 弘毅、以下ミクシィ)と資本業務提携契約を締結し、同社を引受先とした第三者割当増資で約70億円、および既存株主株式会社セレス(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:都木 聡、以下セレス)からの追加出資5億円と合わせ、総額約75億円の資金調達を実施することをお知らせいたします。

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資金調達の背景と目的

ミクシィはSNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」を始めとして、幅広い世代で根強い人気を誇るコミュニケーションサービスを多方面に展開しており、「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、スポーツ、ライフスタイル、デジタルエンターテイメントセグメントにおいて最先端のテクノロジーを活用した多様な事業展開を行っております。

当社の強みである暗号資産領域における最先端の技術力と、ミクシィが展開する多様なサービスのユーザーベース、コンテンツ群とのシナジー効果は大変高く、同社と協議・検討を進めた結果、それぞれの強みを生かし協調関係を築き上げることで、今までにない新たな価値創出が可能になると確信しております。

当社は今回の調達資金をもとに、今後、ますます拡大が予想される暗号資産市場において、顧客資産の強固な保全を目的とした財務健全性の強化、また既存事業のさらなる強化並びにIEO、ステーキング、カストディ、NFT、L2決済など新規事業の創出を目的とした積極的投資を行ってまいります。

今回の第三者割当増資等により、当社の手元資金(暗号資産を含む)は約150億円、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が定める「資金決済に関する法律に関する自主規制規則」に基づく財務健全性指数(自己資本規制比率に準じる指数)は約400%となります。また増資後における上位大株主の持ち株比率は下記の通りとなり、当社はミクシィとセレスの持分法適用関連会社となります。

  • 廣末紀之(代表取締役社長、創業者):31.4%
  • 株式会社ミクシィ:26.2%
  • 株式会社セレス:22.4%

日程

  1. 決議日 2021年9月2日
  2. 契約締結日 2021年9月2日

出資者からのコメント

株式会社ミクシィ 代表取締役社長 木村 弘毅氏

現代社会は、様々なものがDXされロジスティクスや管理の効率が向上されていき、質量を持たないことが付加価値になっている時代です。通貨はその代名詞であるとも思います。ビットバンク社は暗号資産取引所の運営において、最先端のテクノロジーを用いて安定したシステム運用、高度なセキュリティ対策などを実現しており、その高い技術力に大きな魅力を感じています。
今回の資本業務提携を通じて、ビットバンク社の持つ最新技術と、当社が培ってきたサービス開発やゲーム&スポーツIP、マーケティングに関するノウハウを相互に生かしていくことで、共に大きく成長していくことができると考えています。

セレス株式会社 代表取締役社長 都木 聡氏

2015年に初めてビットバンクに資本参加させていただいた時は、ビットコイン価格は2万円台で、日本の暗号資産市場はまだ未成熟でしたが、暗号資産・ブロックチェーン技術によってイノベーションが必ず起きると信じて、セレスとしてもビットバンクと事業展開を進めてきました。2021年にはビットコイン価格は700万円をつけ、ビットバンクは国内最大規模の暗号資産取引所に成長しております。
今回の資本増強をミクシィ社と共に行うことによって、IEO、カストディ、NFTなど拡大する暗号資産・ブロックチェーン市場において、国内No.1事業者になることができると確信しております。

暗号資産市場と当社の動向

暗号資産市場はフィデリティ、BNYメロン銀行など大手機関投資家の参入、テスラ、マイクロストラテジーなど事業会社の保有などから見れる通り、本格的にアセットクラスとしての認識が広がっており、その信頼度の向上とともに、世界規模で市場は着実に拡大しております。また金融としての暗号資産という側面だけでなく、その技術を用いたNFT、ゲームなど、その利用用途にも広がりを見せている状況です。

そのような環境下、当社暗号資産取引所「bitbank」も、月間現物取引高約1.4兆円、国内現物取引シェア33.7%、顧客預かり資産は約3000億円(※2021年4月実績)と、急速に事業規模が拡大しております。今後もさらなる成長が予想される暗号資産市場は、様々な産業から注目を集めており、各産業と融合したサービスの創出が期待されています。当社は、二社との協働のもと暗号資産技術を活用した新たなユースケースを創出していくことで、暗号資産市場のさらなる発展に寄与するとともに、その社会的有用性を国内外に示してまいります。

ビットバンクは暗号資産(仮想通貨)の普及促進のため、今後も様々な活動を行ってまいります。

今後ともビットバンクをよろしくお願いします。

We announce that bitbank, inc. (HQ: Shinagawa, Tokyo, Japan CEO: Noriyuki Hirosue; hereinafter referred to as the Company) concluded a capital and business alliance agreement with mixi, Inc. (HQ: Shibuya, Tokyo, Japan, CEO: Koki Kimura, hereinafter referred to as mixi).
The Company closed a funding round of 7.5 billion JPY in total, mixi completed an equity investment of 7 billion JPY in bitbank, inc. by rights offering and additional investment of 500 million JPY by CERES INC.(HQ: Setagaya, Tokyo, Japan, CEO: Satoshi Takagi, hereinafter referred to as Ceres).

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Background and objectives of the funding

mixi develops hugely popular communication services aimed at many generations, such as the SNS ”mixi” and the smartphone gaming service “Monster Strike”.
They set “enrich global communication by combining entertainment with technology” as their medium-term management policy and deploy business development strategies using advanced technology in many different segments such as sports, lifestyle and digital entertainment.

The synergy effect between crypto asset related advanced technology, which is the strength of the Company, and the user base and the contents of diversified services of mixi will be enormous. After many discussions between the Company and mixi, we reached the conclusion that through building cooperative partnership, we are sure that we are capable of creating new values as never happened before, taking advantage of our strengths and expertises.

With the funding, the Company will strengthen the fiscal consolidation at the aim of the better protection of users' assets, and will actively invest for the strengthening of the existing business, as well as new business development such as the IEO, staking, custody, the NFT and the L2 payment at the ever growing crypto asset market.

With the rights offering and additional investment, the Company’s ​​cash reserves(including crypto asset) will be approximately 15 billion JPY, the Financial soundness index (equivalent to capital adequacy ratio) based on “Self- Regulatory rule concerning the Payment Services Act” which the JVCEA regulates, will reach 400%.

Major shareholders’ shareholding ratio after the increase of capital will be as follows, and the Company will be the equity-method of mixi and Ceres.

  • Noriyuki Hirosue, Founder & CEO: 31.4%
  • mixi, Inc.: 26.2%
  • CERES INC.: 22.4%

Schedule

  1. Date of resolution: 2nd September 2021
  2. Date of signing contract: 2nd September 2021

Comments of the investors

President and Representative Director of mixi, Inc. Mr. Koki Kimura

In our society, many things have been digitized and the efficiency of logistics and management has increased. Masslessness is an added value. Currency has become one of them. We are attracted by the advanced technology of bitbank, as bitbank implements advanced security measures and has a stable operation system using advanced technology.
Through our capital and business alliance, we believe that we can grow mutually with the advanced technology of bitbank and our know-how of service development, games & sports IPs and marketing.

President and Representative Director of CERES INC. Mr. Satoshi Takagi

We firstly invested to bitbank in 2015. Although the price of bitcoin was 20,000 JPY and the crypto asset market of Japan was immature, we have developed business believing the innovation would happen through the technology of crypto assets and the blockchain. In 2021, the price of bitcoin reached 7,000,000 JPY and bitbank has become one of the largest exchange in Japan.
By funding together with mixi, we are convinced that we can be the No.1 exchange operator in the ever-growing crypto asset and blockchain industry including the IEO, custody and the NFT.

The situation of crypto asset market and the Company

The crypto asset market has started to be recognized as a genuine asset class. We can recently see some major institutional investors such as Fidelity Bank and BNY Mellon enter into this space. Also, business enterprises like Tesla and Microstrategy hold crypto asset in line with the steady global expansion of its market as well as the increase of its degree of reliability. With such a financial aspect, we can currently find various technical use cases of crypto assets including the NFT and games.

Under these circumstances, our crypto asset exchange “bitbank” expands rapidly - our monthly spot trading volume is 1.4 trillion JPY, traded 33.7% of spot trading volume in the Japanese market and the assets on deposit is 300 billion JPY (as of April 2021). The crypto asset market attracts many industries by its potential for growth. Consequently we expect advanced crypto asset related services integrated by other industries. The Company will show the world the social usefulness of crypto assets and contribute to the growth of the market by creating a use case which employs the technology of crypto assets in collaboration with mixi and Ceres.

bitbank will continue to carry out various activities to promote the spread of cryptocurrency (virtual currencies).

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