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ビットバンク株式会社 2022年 年頭所感
2022/01/03

年頭所感

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年の暗号資産業界は、暗号資産を新たなアセットクラスとして認識し始めた機関投資家の継続的参入、パンデミックを起因とした各国の財政政策によるインフレ懸念の台頭、暗号資産技術を用いたNFT、GameFiなどのユースケース拡大、といったように、実に話題の多い一年でした。

そのような環境のもと、当社は、引き続き、取扱銘柄の拡充、逆指値機能の導入、セキュリティ強化など、より快適な取引環境を提供するための積極的なサービス改善を実施することで取引所事業の拡大に尽力し、その結果、最も重要な指標である取引量、顧客満足度、売上、利益など過去最高の良好な結果を出すことができました。

また、内部的にも、大型増資による財務強化、リモートワークの完全定着、新人事制度の導入など、お客様に高品質なサービスを提供できるよう、社員の物心両面における充実を図り、更なる体制、コンディションの強化を実現することができました。
これらはひとえに、お客様、社員、株主、取引先パートナーら、多くのステークホルダーの貢献の賜物であり、この場をお借りして改めて深く御礼申し上げます。

私どもが行っている暗号資産事業は依然誤解も多く、投機的な側面が強調されネガティブに捉える向きも少なくありませんが、ビットコインを契機に発展してきた暗号資産に関連する技術は、本年度以降のインターネット業界おけるテーマになるであろうアセットクラスのデジタル化、Web3、メタバースへの発展に欠かせない要素技術になってくるはずであり、その進展に伴って、ますますその社会的重要性が認識されていくものと考えています。

これらの社会において、私どもが行っている取引所、つまり暗号資産の交換機能、保全機能は社会に必要不可欠な機能になるはずであり、お客様が安心して暗号資産を取り扱うことができるよう、本年も現状に満足することなく、様々な面で機能強化を行ってまいります。
また、暗号資産のユースケースの拡大に伴い、取引所事業以外への新領域にも積極的にチャレンジし、事業を通じて我々自らが暗号資産の社会的有用性を証明できるよう、社員一丸となって邁進していく所存です。

本年も皆様のご繁栄とご多幸を心からお祈り申し上げますとともに、引き続き当社へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ビットバンク株式会社
代表取締役社長 執行役員CEO 廣末紀之

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