アラメダ・リサーチが保有していたAI企業Anysphereの企業価値が90億ドルに
アラメダ・リサーチは2022年4月、AI企業Anysphereのプレシードラウンドに20万ドルを投資したが、FTX破綻後の2023年4月に同額で持ち株を売却した。現在Anysphereの評価額は90億ドルに達しており、FTXの債権者は数億ドル規模の潜在利益を逸した可能性がある。AnysphereはAIコーディングアプリ「Cursor」を開発し、OpenAI支援のThrive Capital主導で9億ドルを調達。FTX管財団は過去にもAnthropic株式を早期に売却しており、破産手続きによる法務・管理コストは5億ドル超に膨らんでいる。